こんにちはcoto*です。
今回は出来立てほやほや💭
1月25日にオープンしたばかりのTAOKA COFFEE南青山店をご紹介します。

TAOCA COFFEEとは?ブランドの理念


TAOCA COFFEEは、兵庫県を拠点に展開するスペシャルティコーヒー専門店です。生豆の選定から焙煎、抽出に至るまで細部にこだわり、コーヒーそのものの味わいを大切にしています。その理念は、コーヒーの味だけでなく、店舗の空間づくりにも反映されているように感じます。

南青山という立地と空間の関係


南青山は、ハイブランドのショップやギャラリーが立ち並ぶ洗練されたエリア。その中でTAOCA COFFEEは、都会の喧騒を忘れられる静かな空間を提供しています。このような都会のカフェにおいて、「落ち着ける場所」をつくることは簡単ではあないと思います。周囲の環境とどう調和し、どのように差別化を図ったのか、体験してきました。

店舗デザインでよく目についたこと


店舗に入ると、まず感じるのは「ミニマルだけど温かい」空気感です。シンプルなデザインながらも、どこかほっとする空間になっていました。その理由を、いくつかの要素に分けて考えてみましたので、一緒に見てみてください🌱

ミニマルと温かみの調和

TAOCA COFFEE 南青山店のデザインは、極力シンプルにまとめられています。カウンターやテーブルの配置は機能的でありながら、硬質になりすぎないバランスが取られていました。テーブルは小さく、椅子は低めでゆっくりと過ごすことができます。さらに、ここに温かみを与えているのが「素材」です。

素材へのこだわり(木、石、金属のバランス)

店内には、木のカウンターや家具、石の壁や床、そして金属のアクセントが絶妙に組み合わされています。これらの素材のコントラストが、シンプルでありながらも奥行きのある空間を生み出しているのです。

光と影の使い方

光の入り方も、空間の印象を決める大事な要素です。TAOCA COFFEE 南青山店では、大きな窓から自然光がたっぷりと差し込み、時間帯によって変化する影が美しい効果を生み出します。これはまるで、日常の中に小さなドラマを生み出すような仕掛けのように感じました。

建築の視点から見る空間構成

客席とカウンターの配置

客席は、ゆったりとした間隔で配置され、適度なプライバシーが保たれています。一方、カウンター席はバリスタとの距離が近く、コーヒーを淹れる過程を間近で楽しむことができます。

外と内のつながり(ファサードのデザイン)

外観は、ガラスを多用することで開放的な印象を与えながらも、過度に外部とつながりすぎない絶妙なデザインになっています。これは、外から店内の様子が見えつつも、内部の落ち着きを損なわないよう考えられた設計だと思います。

居心地を生むディテール

例えば、座ったときの視線の高さや、手触りの良いカウンターの仕上げなど、細かい部分にも心地よさを生む工夫が施されています。こうしたディテールこそが、空間の質を左右するポイントです。

他のTAOCA COFFEE店舗との違い


TAOCA COFFEEは、店舗ごとに少しずつ異なるデザインを採用しています。南青山店は、都会の中で「静かにコーヒーを楽しむ」ことを意識した空間になっていると感じました。兵庫の店舗と比べると、より洗練された雰囲気を持ちつつも、ブランドの根底にある「心地よさ」は共通しています。

都市の喧騒の中の静けさ -訪れるべき理由-


カフェ選びにおいて、「コーヒーの味」と「空間の心地よさ」は切り離せません。TAOCA COFFEE 南青山店は、都会の中にありながら、静かに自分の時間を楽しめる貴重な場所です。建築の視点から見ても、細やかな工夫が詰まった魅力的な空間でした。

まとめ—建築が生み出す体験としてのコーヒー


TAOCA COFFEE 南青山店は、単なるカフェではなく、空間そのものがコーヒー体験の一部となる場所でした。ミニマルなデザインの中に温かみを感じる素材使い、光と影が織りなす表情の変化、居心地の良さを生むディテール、それらが組み合わさることで、訪れる人に特別な時間を提供しています。

都会の中で静けさを味わえるこの空間は、建築の持つ力を再認識させてくれるものでした。コーヒーを飲みに行くという行為が、ただのルーティンではなく、心地よいひとときへと変わる。

そんな体験を求める方に、ぜひ訪れてほしいカフェです。

最後まで読んでくださりありがとうございます🌱


TAOCA COFFEE 南青山店
〒107-0062 東京都港区南青山4丁目10−9

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